先日、スマホを使用していて、うっかり水没させてしまいました。
ほんのわずかな時間だったことと、防水スマホだったことで、あまり気にしていませんでしたが、最終的に、まったく動かなくなる故障&機種変更という最悪の事態となりました。
このような悲劇を繰り返さないために、事件の概要をお伝えさせていただきます。
油断禁物!防水スマホでも結露、故障する!
1.スマホが水没!
2020年1月某日、スパリゾートハワイアンズに行っていたときの話です。
屋外の温水エリアにいるときに電話をかけることになり、スマホを手にとった瞬間のことでした。スマホが手からすべり落ち、ゆっくりと温水の中に沈んでいきました……。
スマホは防水ケースに入れ、濡れないように気をつけていたのですが、ケースから取り出した一瞬だけ少し気が緩んだのかもしれません。
ただ、スマホが底に着いたのと同時に拾いあげたので、水没していたのは時間にして4~5秒だったはずです。
「たしか防水だったから大丈夫だよね?」
スマホを操作してみたら普通に動いたので、そこまで気にすることもなく、ひとまず水没事件は終わりました。
2.スマホの防水性能は最高だった……
ちなみに、使っていたスマホは、Google Pixel 3です。
防水性能は、IPX8という等級とのことで、これは防水規格の中でも最高性能であり、水中でも使用できるレベルだそうです。
3.結露発覚!!
水没事件の当日、夜になって気になることが起こりました。
それは、スマホのカメラで写真を撮ってみると、モヤがかかっているように写ることでした。
それでも、ハワイアンズの中は湿度も高くムンムンしているので、その影響だろうと、まだそこまで深く受け止めていませんでした。
ところが、部屋に戻ってスマホをいじっていると、まだモヤがかかっているような写真が撮れてしまったのです。
これはおかしいと、スマホをひっくり返してカメラを見てみると、カメラの内部に無数の水滴がついていました。
「マズいことになったかも……」
このとき、はじめて事の重大さに気づいたのでした。
4.結露をとれ!!
すぐに、ネットで調べてみると(まだスマホは普通に動いています)、やはり同じような症状で困っている人の記事がたくさん出てきました。
それによると、スマホでも、気温の低い屋外から、暖かい屋内に移動したときなどに、温度差から結露が発生することがあるとのこと。
ドンピシャでした……。気温0℃の屋外→温水→気温0℃の屋外→暖かい屋内と、これでもかというくらい完璧な結露発生フルコースです。
ただ、こうなってしまった以上、結露をとらなければなりません。ネットで得た情報では、次のようなものがありました。
- ドライヤーなどで外部から暖める
- 充電状態にして内部から暖める
- 袋にスマホと乾燥剤を入れて乾くのを待つ
- 自然乾燥で乾くのを待つ
5.そして故障へ……
まずは、一晩待って結露がとれてくれることを願って、「充電状態にして内部から暖める」という作戦をとることにしました。
朝になり、結果は何も変わっていませんでした。
「もう、これは自然の流れに身を任せるしかないのでは……」
少なくとも、スマホ自体は問題なく動いているので、変にいじらずに、最終的に「自然乾燥で乾くのを待つ」ことにしました。
そして、水没事件から2度目の夜が来て、また朝を迎えました。
スマホの電源を入れようとすると、何も反応しません。というか、スマホがものすごく「冷たい」のです。
「まさか!!」
それから2度と電源が入ることはありませんでした……
まとめ
防水スマホだからといって、油断してはならない!
「dカード GOLD」のケータイ補償に救われた、後日談です。