仕事柄、パソコンを使う時間が比較的長いことから、腱鞘炎とまではいかないまでも、たびたび手首痛に悩まされてきました。
そこで、手首痛対策にならないマウスを探していたところ、見つけたのがロジクールのトラックボールマウス「MX ERGO」です。
MX ERGOを使い始めて1年9か月。手首痛もなくなり、本当に良かったと思うので紹介します。
ロジクール「MX ERGO」のレビュー
「MX ERGO」の外観
マウスを上から見た図です。ボタン類は、例えば ”コピー” ”貼り付け” など、任意の動作を設定することができます。
マウスの底面にはマグネット式のプレートがついています。
プレートにより、マウスの傾斜角度を0°か20°にすることができます。
実際にマウスを握った感じはこのようになります。親指でボールをコロコロ動かし、マウスポインタを操作します。
トラックボールは、ペリックスから交換用のボールが単体で売られていて、それを使うことができます。光沢加工とか艶消し加工などの種類があります。
トラックボールマウスを使うメリット
トラックボールマウスの一番のメリットは手首が痛くならないこと。これに尽きます。
実際、使い始めて1年9か月を経過しましたが、手首痛の悩みから完全に開放されました。
また、トラックボールマウスは普通のマウスと違い、マウスを動かして使うわけではないので、省スペースにもなります。
通常のマウスと比べて、操作感はどうか?
いくら手首が痛くならなくても、作業効率が低下してしまったら意味がありません。実際、ここが購入前に一番気になっていた部分です。
やはり、普通のマウスとはまったく異なる操作なので、人によって合う合わないはあるかと思いますが、私に関しては、普通のマウスとほぼ変わらない感覚になりました。
以下、購入前から現在までの操作感の変化です。
家電量販店でトラックボールマウスを触ってみる。多分いけそう、と思う。
そこそこ操作できた。何とかいけそう、と思う。
だいぶ慣れたが、やはり普通のマウスには絶対にかなわないと思う。使用を続けるか迷う。
迷いながらもとりあえず使い続けていたら、それほど使いにくいと思わなくなる。
トラックボール最高!もう普通のマウスには戻れない。
トラックボールマウスの注意点、デメリット
1.トラックボールマウスが合わない可能性がある
操作感のところでもお話ししましたが、人によってトラックボールのタイプが合う合わないは間違いなくあります。
慣れとかの問題ではなく、合わない人は絶対に受け付けないと思います。
なので、どんなタイプのものでもいいので、一度、お店などでトラックボールマウスを触ってみるといいと思います。
2.こまめな掃除が必要
「MX ERGO」を使っていると、トラックボールが入っている部分にゴミがたまってきます(昔のマウスと同じ感じです)。
ゴミがたまるとトラックボールの動きが重くなるので、こまめな掃除が必要です。
使用頻度にもよりますが、私はほぼ毎日ゴミ取りをしています。
この手間が許せるかどうかも、トラックボールマウスが合う合わないのポイントのひとつになるかと思います。
マウスの底面です。プレートを外すとこのようになっています。矢印の部分に細いペンなどを差し込んで押すと、トラックボールが簡単に外れます。
トラックボールが外れると、このようになります。
矢印の部分にゴミがたまると、ボールの動きが重くなってしまいます。なので、こまめな掃除が必要となります。
3.持ち運びはできない
「MX ERGO」は通常のマウスと比べて、大きく、重いです。
したがって、持ち運びには圧倒的に不向きです。
まとめ
手首が痛くならないマウスを探して辿りついたのがロジクールのトラックボールマウス「MX ERGO」でしたが、手首痛も完全になくなり、購入して大正解でした。
使い始めて1年9か月、ほぼ毎日使用していますが、耐久性も今のところ問題ありません。
手首痛に悩んでいる人には、ぜひ一度使っていただきたい逸品です。